
レユニオン島のカレー!ルガイユ・プレ
おきよし(東京都)
レシピの生い立ち
2年前にレユニオン島を訪れた際に、地元で親しまれている名物料理"ルガイユ"のスパイシーでエキゾチックな味と香りにすっかりハマり、日本でも再現したいと思ったのがきっかけです。
ルガイユにもいろいろあって、トマトと唐辛子などで作るスパイシーな万能ソースも煮込み料理もそう呼びます。生姜やコンババと呼ばれるコブミカンの果実の外皮で香りづけするのも特徴です。また、古くからインド系移民が多く暮らす影響でカレーも広く食べられます。煮込みのルガイユはレユニオン島のカレーのような存在です。生のソーセージを使った「ルガイユ・ソシス」が定番中の定番ですが、日本では手軽に作れるチキンでアレンジしました。
レシピのアピールポイント
作り方はとてもシンプルで、さっと焼いたチキンと野菜をトマトベースで煮るカレーのようなイメージです。現地では入れないズッキーニや人参などの野菜を加え栄養のバランスと旨味もアップしました。そして、一番のポイントはコンババをちょい足しするだけで、インド洋まで旅した気分を味わえることです!これが入るだけで数段にエキゾチックな味わいになる魔法のようなスパイスです。コンババは日本で作る時はコブミカンの葉で代用できますが、タイムを加えて本来の香りに近い清涼感のある仕上がりにしました。パンにもごはんにも合いますし、ルガイユソースを足しながら辛さを調節して食べるのが現地流です。